協会けんぽ(政管健保)はどうですか?
今日の日経新聞朝刊に協会けんぽの保険料率について09年度は引き上げない方向となったという記事が出た。歓迎すべきことと思った。ところが、朝日、読売、毎日の三大新聞は未だにこのスクープをフォローしていない。夕方になって共同通信がやっと追いかけ記事を配信しただけである。
ネットを検索してみて毎日新聞には12月5日の朝刊で「組合健保に1000億の協会けんぽへの援助金を求めることを与党が検討」という記事があったことを知った。この話しは9月頃にもあったが、「後期高齢者制度」を廻る情勢判断から今年度は見送りになっていたものだ。それには、ご丁寧に「保険料率アップ額の引き下げに700億、政府負担の圧縮に300億」と書いてある。
毎日と日経の記事の内容は正反対である。協会けんぽの財政がひっ迫していないのに、組合健保から援助を召し上げることはできないから、日経の記事が正しければ毎日の記事は「何だったのか?」ということになる。
現在の私の感じでは「医療費が思ったほどかかっていない」という日経の記事が正しいように思える。なぜなら、「後期高齢者制度」に移った200万人の「被扶養者」のうち6割は「政管健保」の「被扶養者」だったと推定できるからだ。その120万人の75歳以上のご老人の医療費が「協会けんぽ」から払いだされなくなったのだから、減って当然である。また、数は多くないと思うが「被保険者」であった人もいたはず。これらの分は、厚労省も前もっては予測できなかったのではないかと推察される。そのためここ数年の増加傾向を心配して予防線を張っていたのだろう。
但し、医療費の実態はすぐには出てこないので簡単には判断できないから、どうして日経の記事になったのか不透明である。その辺りを報道してもらえればありがたいと思う。
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